デュエマ1ブロック構築型 邪王門型美孔麗王国デッキを晒してみる

前々からメテヲ様で増えた手札を手札誘発で敵の攻撃を防いで勝つデッキを作ってたが、【劇場戦艦カァテンコヲル】が登場したお陰でようやくチームウェイブに勝てるぐらいのデッキが完成したので公開するぜ。


デッキレシピ

・レインボー
4枚 メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ
4枚 劇場戦艦 カァテンコヲル
4枚 百鬼の邪王門
4枚 ミチズレ入道

・火文明
2枚 デモニオ八金棒 黒縄棍

・闇文明
2枚 戯具 ヴァイモデル
4枚 魔王と天使のカナシミ

・水文明
4枚 偽代助演 スケプティック
4枚 週末の時計 ザ・クロック
4枚 ブレイン・ブック
4枚 ロスト・ウォーターゲイト


勝率(なお全部一人回しの結果)

・美孔麗が後攻でチームウェイブが先行を10戦回して8勝2敗

とにかくチームウェイブに勝てるように調整を続けた結果。苦手である【ロールモデル・タイガー】を倒せる【ミチズレ入道】を入れたのが大正解だった。このデッキなら【ミチズレ入道】を出せる手段が、メテヲ様等による豊富な手札からの召喚やら墓地からリニアメイトなど手段が多い。

例え数で押されようとも【邪王門】からの【カァテンコヲル】による【ザ・クロック】や【スケプティック】もしくは【ヴァイモデル】からの【ザ・クロック】で相手ターンを無かった事に出来る。

他のデッキだと

・鬼札王国が先行で10戦回して6勝4敗

速攻で殴られると【カァテンコヲル】をデッキトップに置けるタイミングが無くて、そのまま敗北。速攻コワイ。

しかし【カァテンコヲル】によるカウンターが間に合えばいける。いくらジャオウガでもターン強制終了には勝てん。

・不死樹王国が先行で10戦回して5勝5敗

まだ【邪王門】からの【ミチズレ入道】による相打ちで何とかなるが。【ギガンディノダス】か【ブラキオ龍樹】を出されたらほぼ詰む。【カァテンコヲル】を連打して数を並べたりメテヲ様で早期に終わらすべき。

・チームボンバーが先行で10戦回して9勝1敗

そんなに早くないので【カァテンコヲル】をデッキトップに置ける時間があり、向こうの防御札がクリーチャーなのでメテヲ様で無効化出来る。圧倒的相性差。しかしチームボンバーデッキは今度調整し直さないと。

カード解説

●メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ
●劇場戦艦カァテンコヲル

初見はまずその名前に目を疑い。次にその奇抜過ぎる見た目に驚き。そして種族がまさかのフェニックスにビックリした!!まさに美孔麗王国のヲヲ様に相応しい過ぎるお方。リアルでもビックリした人も多いだろう。(初の非進化フェニックスだなんて度肝を抜かれたぜ)

能力の方は最初そんなにビックリしなかったが、場に影響は与えない代わりにビビッドローで5マナのブロックされないSATB3枚ドローでST獣封じ……と、後でよくよく考えたらおかしいこと書いてあった。

んで最初にこのメテヲ様のデッキを作るに当たって注目したのは3枚ドローを何に生かすか?と考えた。ビビッドローを中心にしようも5マナと後続に繋げにくい。(正直ビビッドローが全体的に使い難くい。もっと軽減してくれれば良いのに)

そこで増えた手札を【革命の鉄拳】や【百鬼の邪王門】による手札誘発で守りに使うタイプにしてみた。それなら過剰に増えた手札を持て余す事もなく、劣勢時に出しても逆転の可能性が引けるからだ。

しかし当初は上手くいかなかった。たしかに【革命の鉄拳】とメテヲ様の相性は良かったし、【百鬼の邪王門】は攻防に使えたが、単純に数の暴力に勝てなかったからだ。あとジャオウガが止められない。

のちに【一王ニ命三眼槍】と言うチートカードが来たがそれでも一体しか対処出来なかった。(ジャオウガが止められるようになったがまだ他のデッキに勝てずだった)

しかし十王篇最後の弾に出た【劇場戦艦カァテンコヲル】によりその弱点が克服出来た。コレと【百鬼の邪王門】で相手ターン中に【クロック】や【スケプティック】でターンを飛ばせる事が可能になった。

しかも【カァテンコヲル】は自分自身を出せる上にSAWB持ちだから能力で自身を連続で出して最後にメテヲ様を出せる芸当も可。連鎖しなくてもメテヲ様だけを出すだけで相手のシールドは5枚ブレイク出来る。十王篇の最後に良いカードが貰えて良かった!!

●偽代助演スケプティック
【カァテンコヲル】の登場により、相手ターンに手札を増やしつつ、メテヲ様をデッキトップに置いて相手ターンを消せる様になった。

そうじゃなくても4ターン目にこの子を出してメテヲ様をデッキの上に置いて次ターンにメテヲ様を落としたり、【カァテンコヲル】や【ヴァイモデル】を置いて確実に【邪王門】を発動させられる。あと殴れるブロッカーなのも忘れてはいけない。本当に便利な子になったぜ。

●魔王と天使のカナシミ
2.3ターン目にメテヲ様や、メテヲ様をデッキトップに置けるカードが無かった時の保険であり妨害札。

シールドは減るがコッチには【邪王門】があるし、【ミチズレ入道】の鬼タイム発動に貢献出来る。特に【カナシミ】を打った後にメテヲ様で殴ればちょうどお互いのシールドは6枚と鬼タイム達成だ。

しかも打っても手札が減らないからメテヲ様のST獣封じの妨げにならないのがとても良い。

●終末の時計 ザ・クロック
究極の無法者。デュエマ初のターンの残りを飛ばす能力を持ったカード。

STとして出て来れば最強だが手札に来たら完全に腐る。しかしこのデッキなら相手ターンにも飛ばせるから大丈夫だ、問題ない。

(ちなみにイラストはムゲンクライムデッキ版のイラストが一番好みだぜ)

●ロスト・ウォーターゲイト
もう13年前の極神編のカードだがまるで美孔麗王国の為にあるかのようなカード。再録されて本当に良かった!!(あと再録イラストが元となった絵に合わせてるのも好きだぜ)

仕事はメテヲ様を置いたり、【邪王門】を置いてドロー系で回収。もしくは【カァテンコヲル】を置いて【邪王門】を確定させたり。

あとST持ちだから上記を相手ターンでも実行可能。【ブレイン・ブック】と一緒にトリガーすれば確実に【邪王門】の回収やら【カァテンコヲル】の準備とやりたい放題。あとデッキの中身を見れるから残りのシールドに何が入ってるのかの確認も出来る!しかし昔のカードが今でも輝いてる姿は良い物だ!!

●ブレイン・ブック
これも便利なカード。仕事は上記の【ロスト・ウォーターゲイト】と同じくメテヲ様をセットしたり【邪王門】コンボを成立させたりと。

【ロスト・ウォーターゲイト】と違いコッチは使っても手札が減らないのが良い所。このデッキはメテヲ様と【カァテンコヲル】が手札の枚数を参照にするから【魔王と天使のカナシミ】と同じく手札を減らさず動けるのは大事。

●ミチズレ入道
【ロールモデル・タイガー】などの厄介なクリーチャーに対するこのデッキの答え。【魔王と天使のカナシミ】を打った後にメテヲ様を落とせば鬼タイム達成でたった2マナの【デーモン・ハンド】化。メテヲ様がもたらした豊富な手札から打っても良いし【カァテンコヲル】から打っても良い。もしくは墓地に落ちても【ヴァイモデル】から打てる。【邪王門】からでも打てたりと良い感じに活躍してくれる。

● デモニオ八金棒 黒縄棍
正直、火マナの確保用。なんせ単色の火文明が無いので事故防止の為に。

ただ、火のカードプールの中でコレを選んだ理由はSTで複数除去が出来る上にシールドを回収出来るのもある。使っても手札が減らないのはこのデッキだとありがたい。あと火文明だから【カァテンコヲル】から打って小型ブロッカーを排除可能だ。しかし他のカードに比べ用途が少ないので2枚積み。

●戯具 ヴァイモデル
【邪王門】でカァテンコヲルが捲れなかった時の保険。STで墓地から【クロック】を出せば相手ターンは消える。【クロック】じゃなくても【ミチズレ入道】も出せるから場合によって【デス・ハンズ】化にもなれる。

しかし【ロスト・ウォーターゲイト】や【ブレイン・ブック】、【スケプティク】のお陰でかなりの確率で【カァテンコヲル】がデッキトップに来てくれるからそんなに仕事しない時が多い。あくまで保険なので2枚積み。

最後に

実は十王篇の全王国チーム分のデッキは作ってみたが、その中で一番使ってて好きなデッキはこの美孔麗王国デッキだな(このデッキ鬼札要素も多いけど)

あと十王の中でメテヲシャワァ様が一番好き。あの見た目と能力と名前、まさかの非進化フェニックス等ビックリ要素の塊感が好きだぜ。

あと背景ストーリー上でのキングマニフェストとの戦いからの和解、そして共闘の流れも好きだ。生き残って欲しかったなぁ。貴方様の存在は一生忘れないぜ……!!